多毛症とは?
多毛症は女性の体毛が異常に多い、濃い状態を意味し、様々な原因が考えられているようです。
・多毛症とは?
多毛症とは毛の本数が通常に比べて多くなっている事ではなく軟毛(産毛)などが通常より太く濃くなり肥大、あるいは、終毛化することを意味しています。
・多毛症の症状の概要
女性の体毛が異常に多く、それに対して悩むような状態であったり、生理不順や生理の間隔が長くなる傾向があるようです。その他、頭部の頭髪の脱毛を生ずる場合がまれに見られ、ニキビができやすいという報告があります。
多毛症の原因としては先天的な体質による多毛症、下垂体の異常 (成長ホルモン過剰)や副腎の異常、薬品の副作用 (ステロイドなど)、また卵巣の異常 (卵巣腫瘍)などがあります。
・多毛症の検査
多毛症の原因を調べる為、ホルモン検査を行う場合があります。特に、重症の場合や月経の異常を伴う場合には、検査は必須です。※健康保険使用可能
・多毛症の治療
多毛に対しては一般的に皮膚に生えている毛の脱毛が行われますが、さらに飲み薬による薬物療法を追加すると効果が増大します(これには健康保険は使えません)。
余談になりますが、山海経という大昔の古代中国で編纂された地理と博物学の書物には、多毛人の話が記されています、驚く事に現在でも中国のある一部には、全身に剛毛が密生している人が現存しているそうです。
また現在、ヨーロッパの山岳地方の一部では、両眉毛の間がつながった女性や、口ひげ、顎ひげが、思春期以降に密生してくるという例が確認されており、ヨーロッパに残る狼伝説も人が狼になるのではなく、おそらく異常な多毛の女性や男性の比喩だったものと考えられているのかもしれません。
日本でも昔は多毛な女性はお嫁に行けず、貧しい親は見世物興行師に売ったという悲しい話が残っています。